普段あまり気にしていない方も多いと思いますが、有事の際にはとてもありがたい防災照明。

実は防災照明は蓄電池で点灯しているのはご存知ですか？

この防災照明を有事の際にきちんと作動させるには適切な点検と交換が不可欠です。

もし点検・交換を怠ってしまうと・・・

・有事の際に照明がつかない

・非難に必要な時間の点灯維持ができない（途中消灯）

・明るさが足りずに十分な誘導効果を発揮できない

防災照明の維持管理は建物オーナー様の義務と位置付けられています。

もしもの災害に備え防災照明の点検・交換を

照明器具にも他の電化製品と同じように寿命があります。

適正な交換時期は8～10年です。対応限度年数は12～15年です。

設置年の確認は、照明に貼られている設置年シールや、器具に記載されている銘版ロットで確認ができます。

照明器具が劣化・故障していると、照明点灯せず、有事の際に全く役に立たないことも・・・

定期的な点検をおすすめしています。

寿命をむかえた蓄電池ではもしもの時、非難に必要な時間は点灯維持できません。早めの交換が大切です。

照明器具の充電モニタが緑点灯の場合は正常な状態です。

充電モニタのランプが「消灯」の場合には故障またはコネクタ外れなどの状態。（要メンテナンス）

充電モニタのランプが「緑点滅」の場合には蓄電池の交換時期です。（要交換）

もしもの時、ランプが劣化していると十分な誘導効果を発揮できません。

ランプにも寿命があり、特に24時間点灯の非常灯は適切な交換時期が通常よりも早く、適切な交換が必要です。

照明器具のランプモニタが「消灯」している場合は正常な状態です。

ランプモニタが「赤点灯」の場合にはランプ外れや、割れの状態です（要メンテナンス）

ランプモニタが「赤点滅」の場合にはランプの交換時期です（要交換）